2017年新年講演会を開催しました

 1月19日(木)、大阪市内の天王寺都ホテル「吉野の間」にて、2017年新年講演会を開催しました。
 今年の講演会は、「おひとりさまを支える地域づくり」をテーマに、超高齢社会の中、最後まで自分らしく生きて行く上で、大切なこと。また高齢者が活き活きと暮らせる社会づくりや、多くの組織と人が関わって高齢者を支える地域づくりなど、高齢・人口減少・単身社会が進む中、求められる地域社会や地域福祉について学び、その中で生協がどのような役割を果たすことができるのかについて考えることを目的に開催しました。
 講師には、社会学者で認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長、立命館大学特別招聘教授の上野千鶴子様をお招きし、「おひとりさまの最期」と題してご講演いただきました。
 上野先生からは、「おひとりさまの老後(2007年)から、おひとりさまの最期(2015)の8年間で、想像を超えおひとりさまが増加」「2025年問題とは何か」「高齢者問題は都市問題」「日本人の死に場所は病院死76.6%、在宅死12.7%、施設死8.6%(2015年)」「看取り難民が急増する」「家族介護の変貌の中、独居高齢者の在宅をどう支えるか」「家にいたいはお年寄りの悲願だが、なぜ家にいられないのか」「施設での介護から、在宅を介護の場へ」「在宅ひとり死を支える地域の実践事例」「在宅ターミナルケアは可能!」「地域医療は訪問介護が主役!」「在宅ひとり死の条件」などについて、生協への期待も込め、お話いただきました。
 休憩後の質疑応答では、参加者の実状からの悩みの相談もあり、講演をより深めるものとなりました。
 参加者からは「最期は住み慣れたところで、自分らしく迎えたい。お金がなくても家族がなくても在宅ひとり死は可能だという言葉を聞いて安心しました」「将来避けては通れない老後の話、とても参考になりました」「今の介護の実態がわかり大変考えさせられた。地域として生協として何が出来るか、何をしなくてはいけないか考えていこうと思う」「在宅死よりも病院の方が良いかと思っていたのでびっくりです」「在宅で亡くなるのが普通になるための仕組み、トータルヘルスプランニングがどこに居ても可能になる社会になればと思いました」等の感想が寄せられました。


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159名が参加しました

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上野千鶴子先生のご講演

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