HOME > 活動のご紹介 > 役職員や組合員の会議・研修 > “女だから”“男だから”はもうやめよう

“女だから”“男だから”はもうやめよう

~大阪府生協連ジェンダーフォーラム協議会から~


大阪府生協連ジェンダーフォーラム協議会では、今年の会員生協との交流企画として、12月2日(土)に茨木市市民総合センター(クリエイトセンター)で開催された、コープ自然派ピュア大阪の「生協の男女共同参画社会への取り組みを考える」をテーマとした学習会に参加させていただきました。
当日は、コープ自然派ピュア大阪の組合員及び理事7名、常勤役員2名、職員2名と自然派事業連合2名、協議会から15名の合計28名の参加となりました。
学習会は、黒河内理事の司会で始まり、石田副理事長から開会挨拶がされました。
最初に、大阪府連津村会長から次のような問題提起がされました。
『戦後の平和・民主主義の時代は終わり、これから新自由主義の新しい社会作りをすすめていくことが必要などとして、昨年来「ジェンダーフリー」へのパッシングが続いている。』『「ジェンダー・イクォリティ」は、国連の女性政策の基本であり、日本ではかげりが見えているが、生協としては捨てることなく進めていくことが必要です。』『生協の中では、働く女性が少ないことを意識的に解決していかなければいけない。「採用活動に来ない」「雇用してもやめる」などといわれているが、結婚し子どもを産み育てながら働き続けられる職場にしていかないといけない。そのためには、まず女性職員の雇用を増やさなければいけない。』
続いて、自然派事業連合大川理事長より、次のような問題提起がされました。
『1979年に「複合汚染」という本が有名になったが、その当時に共同購入会を立ち上げ、「自分たちでほしい商品は、産地を訪ねてから取り扱う」「無農薬の農産物がほしければ、虫・草取りなども手伝いに行き商品とした」「商品企画も自分たちで考えた」「仲間を増やすのは自分たちで」と活動を続けてきた。』『本来、自然環境や地域社会と一体となって仕事や家庭が存在していたが、近代化の中で、それぞれが切り離されてきている。家庭でも男性が仕事、女性が家事と子育てと役割が固定化されて、それも一つの要因として「家庭の崩壊」がすすみ、地域のコミュニティや社会のゆがみにつながっている。』『家族みんなで作ってみんなで食べる、みんなで食卓を囲むところから出発し、家庭を再生することが、地域コミュニティの再生へのチャレンジになる。』『「お金(活動費用)」と「機会(学習や教育)」を与えられれば、成長する主婦を何人も見てきた。組合員理事は、「機会」と「役割」が与えられれば力を発揮する。』
その後、5つのグループに分かれて津村会長と大川理事長の問題提起を受けて交流を進めましたが、それぞれのグループでは活発に意見交換がされ話題が尽きなかったようです。閉会の時間が近づき、最後にグループごとに話し合った内容を発表して終了しました。

~大阪府生協連ジェンダーフォーラム協議会から~


大阪府生協連ジェンダーフォーラム協議会では、今年の会員生協との交流企画として、12月2日(土)に茨木市市民総合センター(クリエイトセンター)で開催された、コープ自然派ピュア大阪の「生協の男女共同参画社会への取り組みを考える」をテーマとした学習会に参加させていただきました。
当日は、コープ自然派ピュア大阪の組合員及び理事7名、常勤役員2名、職員2名と自然派事業連合2名、協議会から15名の合計28名の参加となりました。
学習会は、黒河内理事の司会で始まり、石田副理事長から開会挨拶がされました。
最初に、大阪府連津村会長から次のような問題提起がされました。
『戦後の平和・民主主義の時代は終わり、これから新自由主義の新しい社会作りをすすめていくことが必要などとして、昨年来「ジェンダーフリー」へのパッシングが続いている。』『「ジェンダー・イクォリティ」は、国連の女性政策の基本であり、日本ではかげりが見えているが、生協としては捨てることなく進めていくことが必要です。』『生協の中では、働く女性が少ないことを意識的に解決していかなければいけない。「採用活動に来ない」「雇用してもやめる」などといわれているが、結婚し子どもを産み育てながら働き続けられる職場にしていかないといけない。そのためには、まず女性職員の雇用を増やさなければいけない。』
続いて、自然派事業連合大川理事長より、次のような問題提起がされました。
『1979年に「複合汚染」という本が有名になったが、その当時に共同購入会を立ち上げ、「自分たちでほしい商品は、産地を訪ねてから取り扱う」「無農薬の農産物がほしければ、虫・草取りなども手伝いに行き商品とした」「商品企画も自分たちで考えた」「仲間を増やすのは自分たちで」と活動を続けてきた。』『本来、自然環境や地域社会と一体となって仕事や家庭が存在していたが、近代化の中で、それぞれが切り離されてきている。家庭でも男性が仕事、女性が家事と子育てと役割が固定化されて、それも一つの要因として「家庭の崩壊」がすすみ、地域のコミュニティや社会のゆがみにつながっている。』『家族みんなで作ってみんなで食べる、みんなで食卓を囲むところから出発し、家庭を再生することが、地域コミュニティの再生へのチャレンジになる。』『「お金(活動費用)」と「機会(学習や教育)」を与えられれば、成長する主婦を何人も見てきた。組合員理事は、「機会」と「役割」が与えられれば力を発揮する。』
その後、5つのグループに分かれて津村会長と大川理事長の問題提起を受けて交流を進めましたが、それぞれのグループでは活発に意見交換がされ話題が尽きなかったようです。閉会の時間が近づき、最後にグループごとに話し合った内容を発表して終了しました。