[概　要]

●1日目は初めての活動となる能登町は秋吉公民館でのたこ焼きサロン活動となりました。地域には約100世帯の方が住んでおられ、国指定重要無形民俗文化財の「アマメハギ」（小中学生が鬼にふんして家々を訪問）が行われている地区です。来られた方は、たこ焼きに興味津々。見ているだけではなく「初めてですが、焼いてみたい」ということで、ほとんどの方が、たこ焼きを体験されました。また、天気も良かったので、外で食べながら交流。「初めてのたこ焼き、ひっくり返すのが難しかったけど楽しかった」「自分で焼いた、たこ焼きは、おいしい」など会話が弾みました。２日目は朝一番に、輪島市内の被災状況を視察。道はガタガタ。復興にはほど遠いく感じたとの参加者の感想でした。たこ焼きサロン活動はNGO「結」町野ベースで開催。当日は近くの「もとやスーパー」でドラマの撮影があり、ほとんどの方が見学に行ったり、炊き出し準備などをしたりしていたので、サロンの来場者はまばらでした。そうした中、いつも来られる方もいて「いつも、たこ焼き楽しみにしています。ありがとう」と言われ、少しでも元気になってもらいたいと思いました。たこ焼きサロン活動を通じた地域のコミュニティの大切さを感じます。微力は無力ではないと確信し、輪島市をあとにしました。

[感　想]

●被災地の視察は初めてでしたが、もうすぐ2年たつのにひどい状態でした。歩道のレンガがボコボコのままで、要介護者はどうされてるのか心配になりました。ボランティアもはじめてで前日は夜も眠れないくらい不安でしたが、みなさんとても良くしていただきありがとうございました。

[当日の様子]

1日目は、はじめての開催場所となる能登町は秋吉公民館でのたこ焼きサロン活動

「焼くの初めて。私も焼いてみたい」という方が多く、ほとんどの方が、たこ焼きを体験

おばあさんと一緒に来たお孫さんも、初のたこ焼き体験
　

秋も深まる中、天気も良くかったので、外でたこ焼きを食べながら交流

秋吉公民館の職員と参加者一同

輪島市の朝市跡を眺める参加者
　
　

2日目は、町野町のNGO結「町野町ベース」でのたこ焼き作り

当日は近くの「もとやスーパー」でTVドラマの撮影があり、ほとんどの方が見学に。そのため、町野ベースの来場者はまばらでした

NGO「結」の方に、現在の輪島市の状況をお聞きし、たこ焼きサロン活動を終了しました