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“女だから”“男だから”はもうやめよう

おおさかパルコープ
浅田 恵子

~大阪府生協ジェンダーフォーラム協議会から~


私が思う"男女共同参画"
私が男女共同参画という言葉を知って少し意味も分かってきた頃、思ったのは社会もだけど、まず私の家庭の中から始めないとねということでした。
ある日の私達夫婦の会話です。喫茶店で隣の席の若いカップルが、コーヒーとあんみつを注文しました。いざ品物が運ばれてきて、男性があんみつを食べるのを見て、夫「男があんみつを食べるなんて…」 私「何か悪いの?」 夫「外で食べる物とちがう」 私「好きな物、どこで食べてもいいやん。」「それなら、女の私が外でお酒を飲んだり、串の焼鳥を食べるのもあかんの?」 夫「いや、それはいいけど…」
我が家の夫は家事・育児・介護は妻や嫁がするのが当たり前、男は強く逞しく・女は優しくおとなしくあるもの、というような家庭に育ちました。だから、何気ない思い込みから、素直に自分の感想を言ったのです。
でも、ちょっと変!と思った私は、「私だから、既成事実を積み重ねてきたから、慣れてるからお酒もいいの?」「あなたもあんこ大好きやのに」「外ではあかんけど家ではいいの?」「男っていうだけで好きなもの食べるのにも格好付けないとあかんのは辛いねぇ」と言うと困ったように苦笑いしていました。
男と女の立場をかえて考えてみるだけで、「何か変!?」と感じることが「性別役割分担」や一般通念で思い込んでいた為だったことが、たくさんあるようです。そして、私はいろんな所で学習したことを夫と話し合う内に、私達の暮らし方も少しずつ考えるようになりました。最近では、「食事作りは家庭の主婦がするものだ」なんて言葉はどこへやら! 自分の食べたい物は自分が一番よく知っているからと、夫はお弁当を自作しています。私がいない夜も娘達に工夫して作って食べさせているようです。洗濯などその他の家事は、まだまだですが…
私は男女共同参画社会は男も女も誰もが、自分らしく生き生きと、輝いて生きていける社会だと思っています。その為にも、性別役割分担に縛られている自分たちに気づき、暮らしやすい社会にするには、どうすればいいかをこれからも、夫や娘やいろんな多くの人と、一緒に考えていきたいです。

~大阪府生協ジェンダーフォーラム協議会から~


私が思う"男女共同参画"
私が男女共同参画という言葉を知って少し意味も分かってきた頃、思ったのは社会もだけど、まず私の家庭の中から始めないとねということでした。
ある日の私達夫婦の会話です。喫茶店で隣の席の若いカップルが、コーヒーとあんみつを注文しました。いざ品物が運ばれてきて、男性があんみつを食べるのを見て、夫「男があんみつを食べるなんて…」 私「何か悪いの?」 夫「外で食べる物とちがう」 私「好きな物、どこで食べてもいいやん。」「それなら、女の私が外でお酒を飲んだり、串の焼鳥を食べるのもあかんの?」 夫「いや、それはいいけど…」
我が家の夫は家事・育児・介護は妻や嫁がするのが当たり前、男は強く逞しく・女は優しくおとなしくあるもの、というような家庭に育ちました。だから、何気ない思い込みから、素直に自分の感想を言ったのです。
でも、ちょっと変!と思った私は、「私だから、既成事実を積み重ねてきたから、慣れてるからお酒もいいの?」「あなたもあんこ大好きやのに」「外ではあかんけど家ではいいの?」「男っていうだけで好きなもの食べるのにも格好付けないとあかんのは辛いねぇ」と言うと困ったように苦笑いしていました。
男と女の立場をかえて考えてみるだけで、「何か変!?」と感じることが「性別役割分担」や一般通念で思い込んでいた為だったことが、たくさんあるようです。そして、私はいろんな所で学習したことを夫と話し合う内に、私達の暮らし方も少しずつ考えるようになりました。最近では、「食事作りは家庭の主婦がするものだ」なんて言葉はどこへやら! 自分の食べたい物は自分が一番よく知っているからと、夫はお弁当を自作しています。私がいない夜も娘達に工夫して作って食べさせているようです。洗濯などその他の家事は、まだまだですが…
私は男女共同参画社会は男も女も誰もが、自分らしく生き生きと、輝いて生きていける社会だと思っています。その為にも、性別役割分担に縛られている自分たちに気づき、暮らしやすい社会にするには、どうすればいいかをこれからも、夫や娘やいろんな多くの人と、一緒に考えていきたいです。
おおさかパルコープ
浅田 恵子