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過去の会報情報トップページ > 224号(2002年7月) >
会員生協総代会特集
わが生協の到達点と今後の展望
はじめに

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西成区民センターホールで
開かれた総代会
 西成医療生活協同組合は、1970年に西成地域の住民運動から診療所を開設。1975年に医療生協として発足し今日に至っています。西成区を中心に隣接する浪速区・阿倍野区を定款地域として活動し事業施設は、昨年移転新築した西成民主診療を含み2医科診療所、訪問看護ステーション、ヘルパーステーション、ケアプランセンターを運営しています。組合員は6,000世帯を総代会の前日に達成し、昨年度の総代会で決定した目標を達成することができました。
 今回の総代会でのテーマと、組合員活動での発言等をご紹介し西成医療生協の到達と今後の展望の一端をご紹介いたします。

【2001年度の到達から】
  1. 情勢を切り開く施設展開をテーマに
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    発言される利用委員の組合員さん
     西成民主診療所の新築移転は、西成医療生協発足以来の事業展開となりました。大阪市の道路拡張計画の実施に伴う立退きを契機に、長年の組合員要求を実現しようと1999年5月の総代会で決議し2001年5月新築オープン、現在1年を経過したことになります。要求実現へ組合員の力の発揮を基本にすすめた事業となりました。特に、介護保険開始や診療機能の充実を求める地域の要求に応える内容を追求してきました。介護分野では、デイケアの機能強化と入浴を行っています。「退院後1年ぶりにお風呂に入ることができた」と喜ばれる新規のデイケア利用者さん。頑張ってリハビリにも励み自立への励みにも役立っています。
     また、在宅訪問の拡大をおこない、配食を視野に厨房の設置をし活用を開始しました。
     医療内容では待たれていた整形外科・リハビリテーションの開設、健康診断機能の充実と組合員の健康づくりを支える医療生協の拠点づくりを行ってきたことがあげられます。

  2. 組織活動へのこだわり
     医療生協の四課題(組合員拡大、出資・増資、班づくり・班会開催、担い手づくり)は診療所建設の柱と位置付けています。なかでも組合員拡大は診療所づくりが地域の組合員の要求の反映で「期待されている指針」として重視してきました。その結果、10支部のうち7支部が年間目標を達成。新診療所の職員も地域訪問や診療を通しての新しいつながりをいかし、診療圏内2,000世帯に到達。地域での健康づくりをすすめる医療生協を前面に押し出した活動で地域から選択される「診療所」への努力が組合員・職員の共通の思いとして広がりました。
     「仲間増やしは大変だけど利用した人が紹介してくれることで広がること」「支部活動は楽しくなくては仲間が増えません」と多彩な活動をしながらすすめている姿が報告され、前年度の総代会で掲げた目標を達成することができたことは、診療所建設を契機に量的な拡大と組合員活動での変化を生みつつある到達ではないかと評価をしています。

  3. 健康な安心の街づくりへの取り組み
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    健康で安心できる街作り
    「夢マップ」づくり
     医療部会が掲げた夢マップづくりは、2001年度からの挑戦となりました。前回の総代会で夢マップづくりの紹介を行い、9月の組合員交流集会ですべての支部で夢マップを作成しました。事前の街並チェックをもとに、1日かけて街並マップと高齢者や子供を中心にした、安心のネットワークである保健・医療・福祉(介護)のネットワーク図に取り組み、住み慣れた街へ「1支部1要求運動」「1支部1助け合い活動」を合言葉にスタートを開始しました。総代会では「孤独死を組合員から出さないで。ひとりぼっちをなくそう」と高齢者訪問を開始し、健康診断への参加やあらたに支部を中心に「昼食会」がはじまったこと。
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    定期的な「健康チェック」の実践
    また、商店街での健康チェックを申し入れ閉店が多くなっていく商店街を一緒に盛り上げて高齢者が安心して買物し集えるようになればと定期的に続けるようになったことなどが報告されました。
     また、新しくはじまったサークル活動の紹介や自らの戦争体験を語る中から平和の尊さを伝えたい旨の発言など組合員さんの思いが伝わってきました。
【2002年度の課題と今後の展望】
  1. 西成医療生協の21プランの具体化
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    支部の昼食会
     医療部会の21プランにと併行して、西成医療生協の21プランも2年目に入ります。1年目の振り返りは先に述べた内容です。
     今年度は、以下の点の具体化を計りながらすすめます。
    1-健康で明るい街づくりへ支部が地域の「顔」となって健康チェックをはじめ班会・安心の活動を組合員ぐるみで実践すること。
    2-組合員の要求に沿った事業展開の中で、天下茶屋民主診療所のリニューアルと介護事業の新規開始と定款地域への介護出張所づくり。
    3-地域での安心のネットワークづくりを高齢者と子供を中心にすすめること。ボランティアの養成と活動。
    4-平和と社会保障を守り充実させる活動の推進。

  2. 支部・班活動を基礎に保健生協の活動を地域へ
     組合員の自主的な参加を基礎にしようと今年度は「健康チェックカード」を全組合員さんに配布しました。総代会では医療生協の健康チェックグッズ(血圧・体脂肪・塩分・骨密度・貧血・歯垢・乳がん)をすべて用意して参加した代議員に各コーナーで体験していただき支部・班での健康づくりを飛躍的に高めようと提起しました。この間の健康診断でも「健康チェックカード」を持参する方が増えていることが報告されました。この結果、支部でも地域の組合員さんと定期的な健康チェックをと毎月定例で街頭チェックを実践する支部が過半数となってきました。支部を活性化し大きくしながら四課題で飛躍をしようと決意しています。

  3. 明るい街づくりを支える職員集団と担い手づくり
     活動の担い手は組合員さんです。現在130人の機関紙配布の参加者を200名へと引上げること。支部活動を支える人づくりを中心にすすめます。医療生協の活動を理解し推進するために通信教育や保健学校・社会保障学校などを充実させます。
     また、支部を支援し事業運営をすすめる上で職員集団の役割発揮をすすめます。
     以上、今回の総代会を中心に2001年度の活動の振り返りと2002年度の西成医療生協の中心的な課題をまとめてみました。
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